このたびはご妊娠おめでとうございます。
はじめての妊娠でたくさんの変化を感じているママもいると思います。その変化がある中、現在働いているママも多くいることでしょう。妊娠中の仕事は妊娠する前よりもはるかに負担が大きくかかります。
その負担によりストレスを感じ、
[chat face=”w4.jpg” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] もう仕事を辞めたい![/chat]
と考えてしまうことも。そう思った時に考えたいことをこの記事ではご紹介していきます。
仕事を続ける上で何がストレスなのかを明確にする
体調面
妊娠初期に最もつらいことがつわりだと思います。つわりが起こる原因はハッキリとはわかっておらず、病院に相談しても「我慢してください」と言われることがほとんどです。
人によってつわりの程度は違いますが、つわりを感じながらの仕事はとても負担が大きいです。つわりの嫌なところは症状だけでなく、いつ終わるかわからない不安がつきまとうことです。
常に吐き気やおう吐を我慢しながら働いていると、体調面だけでなく精神面にも支障をきたします。その結果さらにつわりがひどくなるケースも。つわり中は無理をせず休むことが必要ですが、働いているとなかなかそうもいかず辛いと感じるママが多いようです。
[chat face=”n2.jpg” name=”” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru”] つわりがひどくて仕事に行けない…という方はこちらもご確認くださいね。[/chat]
精神面
妊娠すると、ホルモンバランスの影響で情緒が不安定になりやすくなります。またママ自身の体にたくさんの変化やマイナートラブルが起きるため、不安を感じやすくなります。
はじめての妊娠であると、ささいな変化を敏感に感じ取ってしまうため余計に不安を抱えやすいといえます。仕事をしているとそんな妊娠したことへの不安に加えて仕事のストレスがかかり、妊娠していない時よりも精神面の負担が大きくなるといえるでしょう。
また妊娠し普段と同じ仕事ができなくなると、
[chat face=”w4.jpg” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] みんなに迷惑をかけている…[/chat]
と思ってしまうことが増えてしまいます。そんな気持ちもひとつのストレスになってしまうのです。
人間関係
仕事のストレスで一番大きいのが人間関係だと思います。
妊娠したことへの理解がある職場であると仕事内容を変更してもらえたり、つらい時には休ませてもらえたりします。
しかし理解のない職場だと嫌味を言われてしまったり、妊娠していることを考慮してもらえず普段と変わらない仕事を割り振られるケースもあるようです。この人間関係の変化が大きなストレスとなり、退職を考えてしまうママも多いのです。
妊娠を機に仕事を辞めるときに考えておきたいこと
ストレスの原因を排除できないか考える
前章に挙げたストレスの原因は、すべて取り除くことはむずかしいですが取り除けるものもあります。つわりは多くの人は安定期ごろには終わります。それまでは休める時は仕事を休んだり、休憩を多く入れてもらうなど配慮してもらえないか上司に相談してみましょう。
妊娠したことで起こる不安は多くのママが感じていることが多いです。ネットで同じような悩みを持っていたママの体験談を読んだり、先輩ママへ相談して少しでも不安を取り除けると気持ちも落ち着きます。また「みんなに迷惑をかけている」と思ってしまう時は、できる仕事を精一杯頑張ってみましょう。
できないことに目を向けると落ち込みますが、妊娠していてもできることはあります。その頑張りを見てくれている人もいて、時には声をかけてくれることもあります。無理は禁物ですが、今はできることを一生懸命やってみましょう。
金銭的な不安を取り除いておく
仕事を辞めるとなると一番に考えることがお金のことです。子供がいる状態での再就職はかなりむずかしく、妊娠中に辞めるとなるとしばらくは働けないことを覚悟しておいたほうがいいです。
しかしこれから検診代や出産費用、ベビー用品代などたくさんのお金がかかってきます。今後のライフプランを見通し、収支が合うのか辞める前にまずパートナーと一緒に家計を見直してみてください。
再就職の現状について知っておく
辞めることを考えた時、子どもがある程度大きくなったらまた働きに出ようと考える人もいるでしょう。前章でも触れましたが、ブランクのある子育て中の女性の再就職は思っているより厳しいというのが現状です。
なぜかというと、子どもが小さいと働ける時間に限りがあります。また突然の体調不良で欠勤をする可能性も髙くなってしまいます。これらのことが起こる可能性を考えると、会社も子育て中の人を雇う選択肢が低くなります。特に正社員での再就職はなかなか見つからないと考えておいたほうがいいでしょう。
育休を取得まで頑張ってみるという選択肢
育児休業とは
育児休業とは、通常子どもが1歳になる前日まで仕事をお休みすることができる制度です。育休という略称で呼ばれています。育休は取得すると、休業前よりは減りますがお金ももらえます。また社会保険料も免除されますよ。
どれくらいの期間取得できるの?
産前産後休暇も取得した場合、産休が終わった翌日から子どもが1歳になる前日まで取得することができます。復職時に保育園に預けようと考えていたけど保育園が決まらなかったという場合があります。その場合は子どもが1歳6か月になるまで育休を延長することができます。また平成29年度の法改正で、さらに2歳まで延長することが可能になりました。
育休を取得するメリット
金銭的な不安が減る
1つ目は休業しても収入があるという面です。育休中は給料の約5~7割程度の額をもらうことができます。無収入になることがないので安心ですよね。また社会保険料が免除されることも大きなメリットです。
雇用状態が継続されている
2つ目は職を失うことがないということです。育休後はそのまま育休前に働いていた会社に戻ることができます。再就職を考えたり、仕事を失うことになる不安がないことはありがたいですよね。
また子育ての大変な時に働かなくてもいいということも忘れてはいけません。新生児の内は頻回授乳に加え夜泣きなど、とにかくママは寝られません。体力もなく産後の体も回復していない時に仕事をすると、ママが倒れてしまいます。大変な時に子育てに集中できるのは、ママにとっても非常に大切なことです。
いかがでしたか?
妊娠を機に辞めたいと思うママは意外と多いです。はじめてのことだらけの中仕事を続けることは、相当なストレスになります。辞めようと思ったら、まずは使える制度やお金のことも調べてみてください。まずはお腹の赤ちゃんが健康に育つことが一番です。一人で抱え込まず、ママが少しでも楽になれる方法を周りの人と一緒に考えてみてくださいね。
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