離乳食が始まると今までミルクや母乳で摂れていた栄養を食事から栄養摂取する時期になっていきます。栄養バランスやアレルギーなどに気をつけて日々いろいろな食材に挑戦していると思いますが、その中でも気になるのが赤ちゃんの鉄不足。鉄分は意識しないと摂取が難しく、離乳食が完了する生後9ヶ月頃に枯渇しやすいのです。
市販で売っている1歳前の子の離乳食は鉄の摂取について考慮されていないものが多いんです。私は血眼になって海外サイトから取り寄せていました…(遠い目)
急激に成長する赤ちゃんの発育に欠かせない鉄についての情報と、貧血を軽視してはいけない理由を紹介します。
貧血とは
鉄欠乏性貧血は貧血の中で最も多い
まず貧血とは、血液の中にある赤血球が少ない状態のことを指します。赤血球は、エネルギーの元になる酸素を運ぶ非常に重要な働きをしています。貧血の中で鉄分が足りていないことを鉄欠乏性貧血と呼びます。
貧血の症状
顔色が悪かったり覇気がなかったり食欲が無かったりなどが代表的な貧血の症状になります。赤ちゃんの鉄不足による貧血の症状はゆっくりと進行するのではっきりとした症状がないものの、少しの刺激で泣いてしまう『易刺激性』や『注意力が散漫』がよく見られます。
鉄欠乏が起こりやすい時期
生後9カ月ごろから2歳
本来、乳幼児はお腹の中にいたときに母親からもらっていた鉄の蓄えがあります。しかしその蓄えも生後半年ほどでなくなっていきます。離乳食やミルクから鉄がしっかり摂れていないと意外にもすぐに鉄欠乏状態に陥ることもあります。極端に鉄が足りていないと鉄欠乏性の貧血になってしまいます。この頃に鉄欠乏状態になってしまうと発達の遅れなどを招くと言われています。
思春期
中学生頃の思春期にも男女ともに体が急激に成長をします。症状としては分かりにくいですが、集中力がない、体調不良が続くなど体の調子が優れない時は鉄不足はないか、食生活の見直しも視野に入れてみるといです。
貧血の弊害
生後9ヶ月頃からの赤ちゃんは貯蓄してある鉄が減ってきてる上に本人は急成長しています。そのため体が鉄を非常に必要とするので鉄の供給が追いつかなくなります。また、厚労省の発表では、赤ちゃんの鉄不足は神経伝達物質の生成が低下してしまうことにより運動神経の発達の遅れを招く可能性があると発表しています。
そこでも乳幼児の鉄不足を取り上げているのです。赤ちゃんのうちから貧血になってしまうとその後の成長にも影響を与えてしまい、新しいものへの関心がなかったり言語理解や発語の遅れに影響が出たりします。社会的な発達に問題が出てしまうという点でも問題視されています。
貧血が進むと鉄欠乏性貧血に至りますが、その段階で十分な鉄を補ったとしても脳機能に起きた障害は完全に改善されないことも明らかになっています。なかなか摂りづらい鉄分ですが、鉄欠乏性貧血になってしまう前に予防しておくのが大事ということがわかりますね。
鉄欠乏性貧血予防の食事
鉄の必要量
さて、鉄が成長期の子供にとって大変必要な栄養素とわかりましたが、うちの子は果たして鉄は足りているのだろうか…と気になるところです。乳幼児にあたる2歳までの男女の子には、1日4.5mg(ほうれん草250グラム)、中学生の思春期の子供には10.0mg〜11.5mg(ほうれん草約500グラム)、生理が始まる女子は14.0mgまで必要とされています。毎日こんなに摂取するのは難しい、と思われた方もいるかもしれませんね。
鉄を多く含む食材
鉄を多く含む食材としては、ほうれん草、鶏レバー、納豆、赤みの肉や魚など身近にありますので、他の食材とバランス良く摂取するのが理想です。
好き嫌いが多いお子様には
パウダータイプの補助食品を
離乳食~幼児食期のお子様が通常の食事だけで鉄を必要分摂取するのは現実的に難しいです。さらに、好き嫌いが多い子に食事で積極的に鉄を摂らせるのは不可能に近いでしょう。そこで、食事に混ぜることができるパウダータイプのレピールまめ鉄をおすすめします。パウダータイプなので好き嫌いが多い子でも食事にさりげなく鉄を混ぜてあげることもできますし、少食の子も食事量が増えるわけではないので食事の負担になることがありません。
レピールまめ鉄の優位性
レピールまめ鉄はオーガニックの『フェリチン鉄』を100パーセント使用しています。フェリチン鉄はフリーラジカルを発生させないので成長期の子供にとって重要なポイントとなるでしょう。また、オーガニックの原料を使用しているため、安心安全に鉄を摂取できます。従来の食事からのみの鉄の摂り方だと十分に摂取することは難しいですし、たとえ摂れた場合もフリーラジカルや活性酸素を発生させてしまう鉄を摂取すれば大事な細胞を傷つけ様々な病気を招いてしまう恐れもあります。フェリチン鉄を手軽に摂れるレピールまめ鉄だったら補助食品としてとても安心ですね。
いかがでしたか?
実際のところ、貧血はかなりひどくならないと症状が出ることはありません。特に赤ちゃんは進行がゆっくりなので検査をしてみないとどの程度の貧血なのかを知ることは難しいです。検査自体は採血するだけの簡単な検査なので、もし顔色などが気になる場合は検査をお勧めします。また、何か気になる症状が出ていなくても、子供というのはすぐに大きくなりいつまでも食事に気を遣える状況かはわかりません。鉄の摂取を習慣化するためにも、手軽に摂れる栄養補助食品などを使って子供の健やかな成長を見守りましょう。
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