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育業とは?くだらないと賛否が集まる理由を口コミから考察

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妊娠・出産を控える多くの働くママが取得を考える「育児休業」という制度。「育休」という呼び名で世間に浸透していますが、このたび「育業」という新たな呼び名ができたことをご存知ですか?全国的に呼び名が変わったわけではなく、東京都で考えられた呼び名がこの育業です。この育業という呼び名、実はくだらないと思う人も中にはいるようで賛否が分かれています。今回はこの育業について、さまざまな口コミなどを集めてみました。

目次

育休の名称が「育業」と決まった経緯

この育業とは、東京都が募集しその応募の中から決定された名称のことです。東京都では育休を、子どもを育てるために仕事を休むというイメージから社会にとっても大切な子どもを社会全体で育てるというイメージへと変えようとするためにこの事業を開始しました。育業の由来は、子育ては今後の社会を任される子どもを育てる大切な仕事という考え方と、仕事という意味のある業という文字を合わせてできた言葉です。この育業の取得は職場の協力が不可欠です。その職場も子どもを育てることに協力し、みんなで支え合って取りたい人が誰でも取れるようにしていこうという考え方が育業という名称に込められています。

そもそも育休とは

育休とは育児休業の略称です。出産後から子どもが一歳になる誕生日の前日まで仕事をお休みすることができます。育休中は金銭面の保障があり、給料の六割程度がもらえるほか、社会保険料も免除されます。現在は女性だけでなく、男性も育休を取得することができるようになりました。男性の場合はママが産休中に育休を取った場合、再度育休を申請することができます。通常育休は子どもが一歳になるまでですが、保育園が決まらないなどの事情がある場合は子どもが1歳6か月になるまで延長をすることが可能です。さらに法律が改正され、二歳まで延長をすることも可能になりました。(民間企業の場合)

「育業」に対する世間の反応は?

肯定的な口コミ

育休を育業に呼び方変えようってのを言葉遊びだと言う人は言葉の重要性が分かってない。 人が言葉から勝手に想像するイメージの影響を軽く見すぎ。

育業=子育ても立派な仕事であるという事を世の中に定着させるためのイメージ戦略である。賛否両論あるが、私は、大賛成‼育児に市民権を与えられる一歩になって欲しいな

そもそも育休中だからゆっくりできるでしょ?っていう認識なのがなんだかなぁ。何のための育休だと思ってるのか。結局「休み」だと思ってるんだろうな。24時間育児業務と感じてしまう私がおかしいのか。少なくとも私は仕事よりしんどい時もある。小池都知事の呼びかけで「育業」の認識広がるかな。

否定的な口コミ

職場同僚側としては、実際居ないんだから『休みじゃない!』て言われても困るのよ。 故に、余裕もった人材の確保こそが急務! 育休・育業の名前問題じゃねぇ!!!

育業って違和感有るなぁ。 育児のために会社を休むことを育休というんでしょ? 会社から見た目線で言葉を選ぶべきでは。

育休を育業に名前変えたって、休んだ期間の貰えるお金給料の6~7割しかないんじゃ、生活出来ないから、育休取らないんじゃなくて、取れないんじゃないかと思う。 休んでるから、お金もらえなくて当たり前って言われたらどうも出来ないけど。

その他の口コミ

「育休」って会社側からの言葉だよね。当事者にしてみたら「育業」。「御社」と「弊社」みたいに使い分けるようになっていきたい。

育児は、人間の「業(ごう)」ではあります。仏教で言うところの業です。その意味で「育業」は本質ですね。 ただし、政治家には言葉遊びで終わらせずに実質的な支援つまり当事者にお金を出す施策をしてほしいところです。

育休→育業。言葉でなにもかわらないと思っていたけど、子育てって本当に仕事だよな。朝から子供を気持ちよく過ごさせ(ご機嫌取りをし)スムーズに家を出る。我が家は4歳の娘にお手伝い(たまごをわってかき混ぜるをやってもらう)これが彼女をベストコンディションへと持っていく。

「育業」と名称が変わると何が変わる?

育児を理由に会社を休んでいる人の世間からのイメージが変わる

育休から育業へと名称が変わると、これまで育児休業という文字からお休みしているというイメージを持っていた人が、育業は休みではなく育児という仕事をしているんだ、という認識に変わると思われます。実際育業への口コミや意見を見ていると、言葉が変わったことで捉え方が変わったという人もいました。またママやパパが仕事を休んでいるという負い目を感じず、今は子育てという仕事をしているんだという風に思うことができるようになります。そう思えることで精神的な負担が軽減されるといえるでしょう。育業という言葉がもっと広まると、社会全体が育業取得に向けての制度を改めて考え、取得しやすい雰囲気や体制を作り直すことも期待できそうです。

いかがでしたか?

今はまだ東京都でしか進んでいない育休を育業という言葉への変換ですが、今後全国的に広まっていく可能性もあります。育児は社会全体が協力して行わないと成り立ちません。育児のために休むことを負い目に感じたり責めたりするのではなく、みんなで子どもを育てていくことに協力できる社会になっていけるようこの育業という言葉が活きるといいですね。

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